波佐見焼|バーバー&オズガビーの照明がストックホルム・ファニチャーフェアで初お披露目

2012年ロンドンオリンピックで手がけた聖火トーチのデザインでも知られるイギリスのデザインデュオ、Barber & Osgerby(バーバー&オズガビー)が、波佐見焼で照明をデザイン。2015年2月に開催された北欧最大の家具国際見本市、ストックホルム・ファニチャーフェアでお披露目されました。

 

波佐見焼|バーバー&オズガビーが手がけた照明がストックホルム・ファニチャーフェアで初お披露目

ストックホルム・ファニチャーフェアで初お披露目された、バーバー&オズガビーの波佐見焼の照明

 

日本の伝統技術や美意識を新たな視点で創造するジャパンクリエイティブ

今回発表された波佐見焼の照明は、海外のクリエイターと日本のマニュファクチュアのコラボレーションにより、日本のものづくりの創造性を新たな視点で世界に発信する「Japan Creative(ジャパンクリエイティブ)」プロジェクトのひとつとして展開されたものです。

バーバー&オズガビーとコラボレーションしたのは、長崎県で波佐見焼の窯元を取りまとめる商社、西海陶器。

長崎県と佐賀県の境に位置する波佐見焼の産地・波佐見町に、エドワード・バーバーがリサーチのため来日し、土屋、型屋、生地屋、窯元など各事業者が、それぞれの工程を分業制で行っている、昔ながらの波佐見のものづくりの体制を視察し、理解を深めながら進められました。

 

波佐見焼の産地で視察中のエドワード・バーバー

波佐見焼の産地で視察中のエドワード・バーバー(右)

 

白磁の美しさを引き出す柔らかな光の照明

今回のプロジェクトにあたりバーバー&オズガビーが着目したのは、波佐見焼の白磁の美しさ。そして光を透過する磁器の特性です。

茶碗やお皿など主に日用食器を生産してきた波佐見焼の新たなチャレンジとして、実用的な機能と調度品としての美しさを併せもつ照明器具をデザイン。白磁の美しさを引き出しつつ、幻想的な光を生むランプを発表しました。産地の得意とする技術を的確にとらえながら、新たな可能性を感じさせる事例となっています。

 

波佐見焼の照明シェード部分を上から見たところ(本焼成前)

波佐見焼の照明シェード部分を上から見たところ

 

ジャパンクリエイティブではこのほかにも、Stefan Diez(ステファン・ディーツ)と高知の老舗竹屋・竹虎が制作した竹家具シリーズや、Pierre Charpin(ピエール・シャルパン)と福井のシリコンメーカー・SHINDOによる、お香立てとキャンドルホルダーを発表し、注目を集めていました。

 

 

ⓒ Japan Creative photo by Nacása & Partners inc.

 


Japan Creative
http://www.japancreative.jp


Barber & Osgerby
http://barberosgerby.com


 

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